十勝岳の山バッジ

山バッジ

十勝岳(標高2,077m)は、北海道中央部の美瑛町・上富良野町・新得町にまたがる活火山で、大雪山国立公園内の十勝岳連峰の主峰です。十勝川の源流であることが山名の由来とされています。十勝火山群は新生代第三紀末に起こった大規模な火山活動により形成され、約300万年間続いた火山活動によって十勝岳連峰が作られました。現在も火山活動を継続しており、前十勝にある62-Ⅱ火口からは盛んに噴煙が上がっています。

歴史時代の噴火記録では、1926年5月24日の大正噴火が代表的で、高温の岩屑なだれが発生し残雪を溶かして25分で山麓まで泥流が到達しました。1962年、1988-89年にもマグマ噴出を伴う爆発的噴火が発生しています。十勝岳は日本百名山および花の百名山に選定されています。

周辺観光では、標高1,280mに位置する十勝岳温泉の凌雲閣が最高所の秘境温泉として知られています。白金温泉地区には青い池があり、十勝岳の防災工事で形成された堰堤の水が神秘的な青色を呈し、立ち枯れのカラマツと相まって幻想的な風景を作り出しています。美瑛駅から車で約20分のアクセスで、温泉と合わせた観光が可能です。登山は望岳台から美瑛富士を経由するコースが一般的で、高山植物の観察も楽しめます。

高山植物情報

バッジ情報

  • 購入場所:四季の情報館
  • 購入時期:2024年

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