焼石岳(標高1,548m)は、岩手県南西部の奥州市と和賀郡西和賀町の境に位置する火山である。第四紀に噴出形成した火山で、周囲には規模の小さい火山が集まっている。山体が輝石安山岩などから構成され、山頂周辺に焼けたような石が見られることが名称の由来とされる。現在は火山活動は見られない。
奥羽山脈中部に属し、牛形山、駒ヶ岳などからなる焼石連峰の主で、栗駒国定公園の一部に指定されている。日本二百名山の一つでもある。ブナの原生林に覆われ、山腹には小沼が多く分布しミズバショウや高山植物も豊富で、東麓の尿前川の渓谷は無数の滝をつくり、とくに紅葉期は美しい。
登山は中沼登山口や東成瀬三合目登山口からのルートが一般的である。周辺観光では、麓に焼石岳温泉 焼石クアパーク ひめかゆがあり、美肌の湯と言われており、お風呂に入った後お肌がもちもち、すべすべすると評判である。世界遺産中尊寺までお車で約40分の距離にあり、歴史散策と組み合わせた観光が可能である。
山バッジ情報

- 購入場所:須川ビジターセンター
- 購入時期:2025年
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