五色ヶ原は富山県富山市に位置する標高約2,500メートルの台地である。立山連峰の立山から薬師岳に至る縦走路の途中、鷲岳と鳶山の東側に広がる草原地帯で、中部山岳国立公園内に属する。田中澄江の花の百名山に選定されている。
地質的には約10万年前に立山火山、別名弥陀ヶ原火山の噴火により流出した溶岩によって形成された溶岩台地である。北西側は立山カルデラとして落ち込んでおり、カルデラ壁には鷲岳や鳶山が位置している。
最大の特徴は夏季に咲き乱れる高山植物である。クロユリ、チングルマ、ハクサンコザクラ、コバイケイソウ、アオノツガザクラなどが観察でき、池塘と呼ばれる泥炭層にできる池沼が点在する湿原特有の環境が形成されている。
主要なアクセスルートは立山室堂からで、一ノ越、浄土山、龍王岳、鬼岳、獅子岳、ザラ峠を経由する。所要時間は片道約5時間半程度である。登山道には雪渓のトラバース、鎖場、梯子などの箇所があり、技術を要する区間も含まれる。その他、薬師岳方面からや黒部湖方面からのルートも存在する。
五色ヶ原の中央付近には五色ヶ原山荘が設置されており、宿泊施設として利用可能である。山荘からは立山、後立山連峰、槍ヶ岳、穂高連峰などの展望が得られる。営業期間は概ね6月下旬から10月上旬までで、積雪状況により変動する。
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