八甲田山の山バッジ

八甲田山（はっこうださん）は、青森県の中央部に位置する火山群で、主峰の大岳（標高1,585m）を含む北八甲田と、櫛ヶ峰などを含む南八甲田に分かれています。​この山域は、約65万年前と40万年前の大規模な噴火によって形成されたカルデラ地形を持ち、現在も火山活動が続いていることから、気象庁により常時観測火山に指定されています。

八甲田山は、湿原や高山植物の宝庫としても知られています。​特に、サンカヨウやサワランといった高山植物が見られ、5月中旬から8月上旬にかけて多様な花々が咲き誇ります。

また、八甲田山は歴史的にも注目されています。​1902年の「八甲田雪中行軍遭難事件」では、青森歩兵第5連隊の210名中199名が厳冬の中で命を落としました。​この出来事は、自然の厳しさと人間の挑戦の歴史を物語っています。

現在では、登山やハイキング、ロープウェーでの観光など、多くの人々が八甲田山を訪れています。​特に、田茂萢岳（標高1,324m）へのロープウェーは、春から夏にかけての高山植物や、秋の紅葉を楽しむことができる人気のスポットです。

八甲田山の山バッジはロープウェイ駅と酸ヶ湯温泉売店で購入することができます。以前は八甲田ロープウェー山頂公園駅で限定のバッジを購入できたのですが、2024現在在庫無しとなっているようです。
酸ヶ湯温泉では版画家・棟方志功デザインのバッジが売っています。

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