岩木山の山バッジ

青森県の最高峰である岩木山（標高1,625m）は、その美しい円錐形から「津軽富士」とも称され、津軽地方の象徴的な存在です。​この山は約70万年前から火山活動を開始し、噴火と山体崩壊を繰り返しながら現在の姿に至りました。​特に約5万年前からは、溶岩ドームの形成が活発化し、現在の三つの峰を持つ山頂部が形成されました。​最後の大規模な噴火は約2,000年前に発生し、それ以降は比較的安定した状態が続いています。

岩木山は成層火山であり、主に安山岩から構成されています。​山麓には火山砕屑岩が広がっており、これが雨水による浸食に弱く、土石流のリスクを高めています。​実際、1975年には蔵助川で大規模な土石流が発生し、多くの被害が出ました。

このような地質的特徴から、岩木山周辺では防災対策が重要視されています。​また、山麓には岩木山神社をはじめとする信仰の場や、百沢温泉などの観光地が点在し、地域の文化や歴史とも深く関わっています。​岩木山は自然の力と人々の暮らしが交差する場所として、今もなお多くの人々に親しまれています。

岩木山のバッジはどちらも岩木山神社で購入しました。社務所で購入した小さなバッジは私が尋ねた巫女さんは存在すら知らなかったようなので、ベテラン巫女さんに尋ねることをオススメします。

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