栗駒山（標高1,626m）は、宮城県、秋田県、岩手県の三県にまたがる第四紀の安山岩質成層火山である。約11万年前に形成され、安山岩のSiO2量は55.4～57.9 wt.%で構成されている現役の活火山である。三角点の名称は酢川岳で、主に岩手県では須川岳、秋田県では大日岳、宮城県では駒ヶ岳の別名で呼ばれる。山名は初夏になると山頂西側に「駒姿」と呼ばれる馬の雪形が現れることに由来する。
奥羽山脈に属し、焼石岳や神室山とともに栗駒国定公園として指定され、二百名山、花の百名山の一つでもある。ブナの原生林に覆われ、高山植物も豊富で、秋には「神の絨毯」と称される紅葉で知られている。
周辺観光では、須川温泉に栗駒山荘があり、日本でも稀な強酸性のみょうばん緑ばん泉（pH値2.3）で、毎分6,000Lと国内第2位の湧出量を誇る。営業期間は4月下旬から11月初旬で、一関駅前から須川温泉まで岩手県交通バスで94分でアクセス可能である。登山口は須川温泉が一般的で、名残ヶ原を経由するコースでは整備された木道を歩くことができる。
山バッジ情報
- 購入場所：須川ビジターセンター
- 購入時期：2025年
- 購入場所：須川高原温泉売店
- 購入時期：2025年
- 購入場所：須川高原温泉売店
- 購入時期：2025年
コメント